「成功は99個の失敗に支えられた1個」だと理解すれば無敵になれる

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成功は99個の失敗に支えられた1個である

T社長と、挑戦者へ送る。

今回、このブログを書こうと思った理由は、僕がサポートしているT社長が困難の中にあり、彼の力になればという想いからです。

またキッカケはそうなのですが、これから自分の目標に向かって行動しようとしている全ての人のために、そして自戒の念も込めています。

成功者たちが口をそろえて言う言葉に、

「成功は99個の失敗に支えられた1個である」

というものがあります。

この言葉は、成功への道のりにおける失敗の重要性を強調しています。

では、なぜ成功者はこの言葉の真理を理解しているのでしょうか?その理由を紐解いてみます。

失敗から学ぶ力

成功者は、失敗を避けることができないと理解しています。

しかし、重要なのは失敗そのものではなく、そこから何を学ぶかです。

失敗は貴重な経験であり、次の挑戦に向けての教訓となります。

成功者は、失敗を自己改善のための機会と捉え、より良い結果を生み出すために活用します。

あなたはどうですか?

どうしたら失敗せずに成功できるのか。

そんなことを考えて、その聖域をネットで探していませんか?

もしそうだとしたら、成功するための第一歩として、その考え自体を改めなければいけません。

絶対に失敗しないという情報を追い続ける人の末路は、

  • 失敗から学ばない
  • 失敗したらやめておけばよかった思う
  • 失敗したら諦めるか同じことを繰り返す
  • 失敗したら環境や人のせい

ほとんどがこうなります。

どうせ失敗するんです。もちろん成長するために。だったらさっさと行動して失敗してしまった方が良いという、気楽な感覚になりませんか?

失敗は、次の課題を与えてくれる重要な要素です。

失敗の感情を早めに切り替える

失敗は必ずするということを伝えましたが、失敗はときに痛みも伴います。それは失敗の規模によって程度が変わります。

成長の糧とする前に、自分の気持ちを切り替えることが先になる場合もあるでしょう。

僕の経験から例を出すと、一昨年、日本円で約5,000万円ほど預けていた暗号資産の取引所が破綻し資産が消滅しました。

正直、時が止まった感覚になりました。

事業資金の約300万円を持ち逃げされたこともありました。でもこっちはまだ笑える範疇でしょう。

しかし、5000万円を失ったときは、とても自己改善のための機会なんて、瞬時に切り替えることはできませんでした。

しかし、幸いにも感情ではなく、現実を整理して考える習慣があるせいか、3日目には引きずる感情はほぼなくなっていました。

現実を見つめて立ち直るプロセスはとても単純です。

①このお金は戻ってくるのか?

→戻ってくる可能性はほぼ0

②この失敗を引きずって得られるものは?

→何もない

③この損失を補うためにできることは?

→たくさんある

④それなら今からどうする?

→自分にコントロールできることをやる

たったこれだけでした。

整理するとこんな感じです。

  1. 感情的にならず現実をしっかりと見つめる
  2. コントロールできないことは何か
  3. コントロールできることは何か
  4. 今の自分にできること何なのか

これで気持ちの切り替えは完了できます。

できないという場合は、コントロールできないことをコントロールしようとしているか、感情的になっているケースです。

感情的になると、どうしてもコントロールできない自分以外に意識が向きやすいので、早めに切り離して現実を見るべきです。

この切り替えができたら、つまり感情から切り離して、今の自分にできることを明確にすれば、失敗をポジティブに捉え、糧にすることができます。

失敗を成長の糧にする

アメリカの発明家トーマス・エジソンは

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を発見しただけだ」

と言ってます。

感情的になる人だったら、

「何でこんなにうまくいかないんだよ!」

と言ってブチギレるでしょうね。

エジソンは、それらの失敗1つ1つを学びの機会と捉え、最終的に成功を収めました。

もう1人、失敗をポジティブに捉え成功に繋げた人物を紹介します。

ジェームズ・ダイソンです。

デュアルサイクロン掃除機ダイソンの生みの親です。

彼は、サイクロン式掃除機を完成させるまでに、5,126回もの試作品を作り失敗しました。

しかし、彼はその都度原因を分析し、改善策を講じ、最終的に成功にたどり着きました。

ダイソンの成功は、失敗を学びと捉え、それを次の挑戦に活かす姿勢があったからこそ成し得たものです。

成功する方法は失敗という宝物の中から見つかるものであり、この宝物は行動した人にしか与えられないものなのです。

もちろん、彼らのような偉業を成そうとしているわけではないと思いますし、そうでなければならないというのは息が詰まるでしょう。

「このように何事もポジティブに取り組んでください」

ということを言いたいわけでもありません。

ただ、思い出して欲しいのです。

この世に生まれて、今の年齢になるまで、僕たちは失敗の連続で成長してきたことを。

始めは泣くことしかできず、片言のおかしな日本語でコミュニケーションを取り始め、徐々に修正して日本語を話せるようになりました。

自転車だって、親に後ろを支えてもらうことからスタートし、ときには転んで擦りむいて泣いたこともあったでしょう。

でもその痛みから、どうしたらバランスが取れるのかを学び、自転車に乗れるようになったはずです。

受験勉強も、間違い、失敗から復習すべきポイントを理解し、できるようになったはずです。

そう、失敗を糧に成長して今があるんです。

このことを思い出してください。

誰もが失敗を糧に成功してきた経験を持っています。

ここで最も重要なことがあります。

それは、そのときのミスを「失敗だ」と1mmも思っていなかったということです。

そんなことを考える間も無く

泣き叫びながらも伝わるまで伝え続けてきましたし、

転んでも諦めずに次のトライをしてきましたし、

目標の点数に到達できなくても次のテストに向けてアップデートしてきました。

きっと重要なのはこの感覚です。

成功とか失敗とかで判断はしていなかった。

これって僕たちから見た成功者の姿じゃないですかね?

失敗は成功へのステップであり、貴重な学びの機会であることを忘れずに、新たな挑戦を続けていきましょう。

人の繋がり、環境の重要性

成功を収めるためには、個人の努力だけではなく、周囲とのつながりやサポートが欠かせません。

ビジネスでも、プライベートでも、人の繋がりや環境の重要性は計り知れません。

今回は、ネットワークや環境がどのように成功に寄与するのか、具体的な事例や方法を交えてお伝えします。

人の繋がりの力

人の繋がりは、単なる人脈や友人の集合体ではありません。それは、情報の共有、サポートの提供、新しい機会の創出といった、多くのメリットをもたらす強力なツールです。

たとえば、ビジネスの世界で成功するためには、新しいアイデアやビジネスチャンスを見つける能力が重要ですが、そのほとんどが他者との交流から生まれます

具体的なネットワーキングの方法

成功するためには、効果的なネットワーキングが不可欠です。以下にいくつかの具体的な方法を紹介します。

1. 積極的にイベントに参加する

業界のイベントやセミナー、カンファレンスに積極的に参加することは、ネットワークを広げるための絶好の機会です。

これらのイベントでは、自分と同じ目標や興味を持つ人々と出会うことができ、情報交換や協力関係を築くことができます。

2. 継続的な関係構築

一度の出会いで終わるのではなく、継続的な関係を築くことが重要です。

フォローアップの連絡を欠かさず、定期的にコミュニケーションを取ることで、信頼関係を深めることができます。

ビジネスの成功者たちは、この継続的な関係構築を非常に大切にしています。

リチャード・ブランソンのネットワーク

ヴァージン・グループの創設者であるリチャード・ブランソンは、ネットワーキングの重要性をよく理解している一人です。

彼は常に新しい人々と出会い、関係を築くことに努めてきました。

ブランソンは、「ビジネスは人で成り立っている」と言い、成功の背後には必ず強力なネットワークが存在することを強調しています。

彼のネットワークは、新しいビジネスチャンスやパートナーシップの創出に大きく貢献しています。

ちなみに、リチャード・ブランソンは、僕が最も好きな実業家の一人です。

高校中退という学歴でも、幾多の試練と困難に立ち向かい、バージングループという巨大な企業に成長させたストーリーには勇気をもらえます。

ネットワークを効果的に活用するためには、自分のネットワークの中でどのようなリソースや情報があるのかを把握し、それを最大限に活用することが大切です。

具体的なニーズや目標に応じて、適切な人々にアプローチし、協力を得ることが成功への近道です。

最後に失敗を糧に挑戦し続けた偉人たちの言葉を紹介して終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

失敗を糧に挑戦し続けた偉人たちの言葉

これらの偉人たちでさえ、失敗を繰り返し成功を手にしています。僕はこの言葉を見るたびに、失敗して落ち込んでる自分が傲慢に思えてしまって。彼らほどの能力もない上に、凡人の僕たちが失敗せずに成功したいって?なんか笑ってしまいませんか?

ぜひ失敗して落ち込んだときには、「彼らでも失敗するんだ」と思い出してください。

トーマス・エジソン

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を発見しただけだ。」

ウィンストン・チャーチル

「成功とは、失敗から失敗へと情熱を失わずに進んでいく能力のことだ。」

アルベルト・アインシュタイン

「一度も失敗したことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない。」

マイケル・ジョーダン

「私はキャリアの中で9,000回以上のシュートを外し、300試合以上で負け、26回の決勝シュートを外してきた。それでも、私は何度も何度も失敗してきた。それが、私が成功した理由だ。」

スティーブ・ジョブズ

「私は過去に何度も挫折してきた。それがなければ、今の私はない。」

ヘンリー・フォード

「失敗は、もっと賢くやり直すためのチャンスである。」

コリン・パウエル

「成功は簡単ではない。常に多くの失敗を含むが、それらが成功の基礎を築いている。」

ネルソン・マンデラ

「私は負けたことがない。勝つか、学ぶかのどちらかだ。」

ロバート・F・ケネディ

「大きな成果を得るには、勇気を持って失敗する覚悟が必要だ。」

ウォルト・ディズニー

「私たちのすべての夢は、もし私たちがそれらを追いかける勇気を持っていれば、現実になる。」

アリストテレス・オナシス

「成功は運の問題ではない。それは働く意志と失敗を乗り越える能力の問題だ。」

ベーブ・ルース

「私が打ち損じた数だけ、ホームランも打っている。」

リチャード・ブランソン

「ビジネスは常にリスクを伴う。失敗を恐れずに挑戦することが重要だ。」

コンラッド・ヒルトン

「成功するための秘訣は、最初に失敗することだ。」

ソフィア・アモルーソ

「成功はすぐに訪れるものではない。失敗しても、立ち上がって再び挑戦し続けることが大切だ。」

ジェームズ・ダイソン

「私は5,126回の失敗を経験したが、5,127回目に成功した。成功するためには、失敗を恐れずに何度も挑戦することが必要だ。」

スティーヴン・キング

「失敗は成長の一部である。成功者は失敗から学び、それを糧にして成長する。」

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