ビットコイン(以下BTC)半減期翌年の年末がついに訪れました。
勘の良い方ならお分かりでしょうが、ここからは暗号資産の冬の時代のサイクルになります。
このタイミングを待っていました。
しかし、以前からもお伝えしていた通り、過去の冬の時代とは様子が違います。
それはBTCを取り巻く環境が大きく変化し、BTCに大きな下落が起きても大口に買い支えられる状況が構築されたということです。
BTCの大きな下落は、絶好の買い場になっています。
今回は、これまでのBTC市場の振り返りと、これからのBTC市場の予測についてまとめたので、それを確認いただきたいと思います。
その上で次回から、このマーケットの『歪み』を利用した、冬の時代にかなり手堅く利益を叩き出すトレード手法について、全3話でお話ししたいと思います。
2話目からは希望者のみなので、この記事を読んで興味のある人だけ、記事最後のボタンから次回配信を受け取ってください。
投機で勝つためには、大きな流れに乗ること。
この考えはとても重要な考えですが、大きな流れというのはあなたの都合の良いようには訪れません。
だからこのチャンスは逃さないようにしてください。
第1回の配信では、まずBTCマーケットの振り返りからスタートしたいと思います。
ガチでまとめていたら12,000文字近くなってしまいましたが、興味のある方は読み進めてください。
マーケットを理解することは極めて重要だからです。
市場構造の変化:4年サイクルの終焉可能性
ビットコインを取り巻く環境は劇的に変化しています。
従来の4年サイクルとは?
これまでのパターン(過去)
- 半減期 → 12〜18ヶ月の上昇 → 翌年12月頃に暴落 → 1年間の低迷期
- 2013年:ピーク後に86%暴落
- 2017年:ピーク後に84%暴落
- 2021年:ピーク後に77%暴落

2024-2025年の「異変」
過去のサイクルと異なる点
半減期前にATH(史上最高値)を更新
- 2024年3月にすでに新高値
- 過去の半減期では半減期「後」に最高値を記録
- これは現物ETF承認の影響

機関投資家の本格参入
- ビットコイン現物ETF(2024年1月承認)
- 機関投資家995社が保有(2024年3月末時点)
- 年金基金まで参入(ミシガン州退職年金など)
- 合計387億ドル(約5.9兆円)の機関資金流入
国家レベルの保有
- トランプ政権の「戦略的ビットコイン準備金」構想(2025年3月)
- 米国政府が約207,000 BTC保有
- 15州がビットコイン準備金法案を推進中
「暴落が起きにくくなっている」理由について
支持材料
① 機関投資家の「買い支え効果」
- 年金基金は長期保有を前提
- 個人投資家のようなパニック売りをしない
- むしろ暴落時に買い増す可能性
年金基金や大手金融機関は、個人投資家とはまったく異なる投資行動を取ります。
彼らは長期保有を前提としたポートフォリオ戦略を採用しており、短期的な価格変動に動じません。
例えば、ミシガン州退職年金制度は2024年6月に約660万ドルのビットコインETFを購入し、その後も着実に買い増しを続け、2025年9月末には約1,141万ドルまで拡大しています。
これは「買って放置」ではなく、「計画的な積み増し」を意味します。
個人投資家なら、10%下落でパニック売りするところを、機関投資家は「予定通りの調整」と捉え、むしろ買い増しのチャンスと見なします。
さらに重要なのは、彼らの資金規模の大きさです。
2024年Q4時点で、機関投資家のビットコインETF保有額は387億ドル(約5.9兆円)。これは前四半期の3倍です。
この規模の資金が市場に入ると、価格の急落時に「底値買い」が自然と発生し、下値が支えられる構造になります。
実際、2024年以降、ビットコインの調整局面は過去に比べて短く、回復も速くなっています。これは明らかに機関投資家の買い支え効果です。
② ETFによる需給構造の変化
- ETFは継続的に現物を購入
- 「売却圧力 < 買い圧力」の構造が持続
- 2024年Q4だけで機関保有が114%増加
2024年1月のビットコイン現物ETF承認は、市場の構造そのものを変えました。
ETFの仕組み上、投資家がETFを購入すると、運用会社は実際にビットコインの現物を買い付けなければなりません。
これは「紙の上の取引」ではなく、実際の現物需要を生み出します。
しかも、ETFへの資金流入は継続的です。
BlackRockのIBIT(ビットコインETF)だけで、2024年の運用資産は数兆円規模に達しています。
これは毎日、毎週、コンスタントにビットコインが市場から買い上げられることを意味します。
一方、供給側はどうか。
2024年の半減期により、新規供給(マイニング報酬)は1日あたり約450 BTC。年間で約16万4,000 BTCです。
対して、ETFだけで年間20万BTC以上の需要が発生する可能性があります。
つまり、「売却圧力 < 買い圧力」という構造的な需給の歪みが発生しているんです。
この状態では、大きな暴落が起きにくい。
なぜなら、価格が下がれば下がるほど、ETFを通じた買い需要が「割安」と判断して入ってくるからです。
過去のように「売りが売りを呼ぶ」連鎖的な暴落は、この需給構造の下では発生しにくくなっています。
③ 国家レベルの参入による「底値保証」心理
- 米国が保有すれば、他国も追随する可能性
- 「国が保有する資産」という信用力
- 簡単には売却できない(政治的リスク)
2025年3月、トランプ大統領は「戦略的ビットコイン準備金」の創設を発表しました。
これは単なる政治的パフォーマンスではありません。
米国政府がすでに保有している約207,000 BTC(押収した暗号資産)を「売却せずに保有し続ける」という明確な方針転換です。
さらに、テキサス州やアリゾナ州など、15の州が独自にビットコイン準備金法案を推進しています。
これが市場心理に与える影響は計り知れません。
「国が保有する資産」という信用力が生まれるからです。
例えば、金(ゴールド)を考えてみてください。
世界中の中央銀行が金を準備資産として保有しているからこそ、金には「安全資産」としての地位があります。
もし金が50%暴落したら?中央銀行は売るでしょうか?
いいえ。むしろ買い増す可能性が高い。
ビットコインも同じです。
米国政府や各州政府が「戦略的資産」として保有すると宣言した以上、簡単には売却できません。
政治的リスクが大きすぎるからです。
「国民の税金で買ったビットコインを、暴落時に損切りしました」
なんて言えるわけがない。
これにより、市場には「政府が最後の買い手になる」という暗黙の底値保証心理が生まれます。
実際、トランプ氏の息子エリック・トランプ氏は
エリック氏ビットコインが100万ドルに達することは疑いの余地がない
と発言しています。
これは家族の発言であり、政権の本気度を示唆しています。
今、ビットコインETFに投資している方達の将来はほぼ約束されたようなものです。
将来の大きな資産になるビットコインに積立投資し、毎月のキャッシュフローはスワップで獲得する。
お金持ちがさらにお金持ちにお金持ちなる投資の仕組みに、持たざる者がお金持ちにのし上がる最大、最高、最強のロジックではないかと思います。
このようにお金稼ぎは時間に任せて、残った時間で他のことに挑戦しましょう。
話を戻します。
さらに重要なのは、他国への波及効果です。
米国がビットコインを国家資産として認めれば、他国も追随せざるを得なくなります。
「米国だけがビットコインを保有し、価格上昇の恩恵を受ける」ことを、他国が黙って見ているはずがありません。
実際、エルサルバドル、中央アフリカなどは既にビットコインを法定通貨や準備資産として採用しています。
この流れが加速すれば、ビットコインは「国家間の戦略的資産競争」の対象になります。
その状態で、80%の暴落が起きるでしょうか?
可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
④ マイニング報酬の減少
- 半減期により供給圧力が減少
- 2024年以降、新規供給は年間約16万BTC
- 機関需要がそれを大きく上回る
ビットコインの半減期は、4年ごとにマイニング報酬が半分になる仕組みです。
2024年4月の第4回半減期により、報酬は6.25 BTC → 3.125 BTCになりました。
これは単なる数字の変化ではありません。
市場に流入する新規供給が物理的に減少することを意味します。
具体的に見てみましょう。
- 2020年〜2024年: 1日あたり約900 BTC、年間約32.8万BTC
- 2024年〜2028年: 1日あたり約450 BTC、年間約16.4万BTC
供給が半減しました。
一方、需要は?
先ほど述べた通り、ETFだけで年間20万BTC以上の需要があります。
機関投資家の保有額は2024年Q4だけで114%増加しています。
つまり、需要 > 供給という構造的な需給ギャップが発生しているんです。
経済学の基本原則では、「需要が供給を上回れば、価格は上昇する」です。
さらに、マイナーたちの行動も変化しています。
過去、マイナーは報酬として得たビットコインを即座に売却し、電気代などの運営コストを回収していました。
これが恒常的な売り圧力になっていました。
しかし、半減期により報酬が減少した今、多くのマイナーは採算が合わなくなっています。
その結果、効率の悪いマイナーが市場から退出し、残ったのは資金力のある大手マイナーだけです。
彼らは長期的な視点で、売り急ぐ必要がありません。
むしろ、価格が上昇するまで保有し続ける戦略を取ります。
これにより、マイナーからの売り圧力も大幅に減少しています。
結果として、市場には「買いたい人は多いが、売りたい人は少ない」という状況が生まれています。
この状態で、大規模な暴落が起きるには、外部からの強力なショック(規制、マクロ経済の崩壊など)が必要です。
通常の調整局面では、即座に買い手が現れ、価格は支えられる。
これが、ビットコインの新しい市場構造です。
懸念材料
① 機関投資家はリスクオフ時に容赦なく売る
- 株式市場の暴落時、相関して下落
- 2022年のように「リスク資産」として一括売却される可能性
- 年金基金も、資産配分の見直しで売却する可能性
機関投資家の参入は確かに市場を安定化させますが、それは「平時」の話です。
本当の危機が訪れたとき、彼らは個人投資家よりも冷酷かつ迅速に売却します。
2022年を思い出してください。
FRBの急速な利上げにより、世界的な金融引き締めが始まりました。
その時、ビットコインは何が起きたか?
11月に約1,600万円から、わずか数ヶ月で約350万円まで77%下落しました。


ただし、これは2022年の話です。
当時はまだ、現物ETFも存在せず、年金基金の参入もなく、国家レベルの準備金構想もありませんでした。
つまり、機関投資家の参入は限定的でした。
では、今後同じような危機が来たらどうなるか?
結論から言えば、
なぜか。
機関投資家が一斉に売却するのは事実ですが、同時に「押し目買い」を狙う別の機関投資家も存在するからです。
2022年との決定的な違いは、市場の厚みと参加者の多様性です。
2022年は、売り手ばかりで買い手が不在でした。
でも今は違います。
例えば、ビットコインが1,600万円から800万円(50%下落)に下がったとします。
その瞬間、「バーゲンセールだ!」と判断する年金基金や資産運用会社が買いに入る可能性が高い。
なぜなら、彼らは「長期的にはビットコインは上昇する」という前提で投資しているからです。
短期的なパニック売りをする投資家と、長期的な買い増しを狙う投資家が市場に混在する。
この構造が、下落の底を押し上げる効果を生み出します。
② 「価格が高すぎる」問題
- すでに1,600万円レベル(2025年12月現在)
- 新規の大口買いが入りにくい価格帯
- 利確売りの圧力が強まる
2025年12月現在、ビットコインは約1,600万円レベルで推移しています。
これは歴史的に見ても非常に高い水準です。
ここで重要な問題が浮上します。
「この価格で、新規の大口買いが入るのか?」
実際、価格が高いことは、新規買いの心理的なハードルを上げます。
機関投資家も、「もう少し下がってから買おう」と考えるのは自然です。
これにより、上値が重くなり、調整が長期化するリスクがあります。
しかし、ここで冷静に考えてみましょう。
「価格が高い」とは、何と比較しての話でしょうか?
2020年には、300万円でも「高すぎる」と言われていました。
2017年には、200万円で「バブル」と言われていました。
でも、今から見れば、それらは「安かった」んです。
機関投資家の投資判断は、絶対価格ではなく、将来価値との相対評価です。
もし彼らが「ビットコインは将来5,000万円になる」と考えているなら、1,600万円は「まだ安い」んです。
前述した通り、トランプ大統領の息子エリック・トランプ氏は「ビットコインが100万ドル(約1億5,000万円)に達することは疑いの余地がない」と発言していますが、この視点で見れば、1,600万円は「まだ初期段階」です。
ただし、短期的には確かに調整のリスクがあります。
既存保有者の利確売りが加速すれば、一時的に価格は下落します。
2025年11月のデータでは、初期保有者が売却を加速していることが確認されています。
これは「高値での利確」を狙う動きです。
でも、ここでも重要なのは「誰が買っているか」です。
初期保有者(個人投資家やクジラ)が売り、機関投資家が買い取る。
これは市場の「成熟化」を意味します。短期的な投機家から、長期的な機関投資家へ。
この構造転換が進めば、市場はより安定します。
ただし、これはあくまでビットコインの話です。アルトコインには、この理論は一切適用されません。
アルトコインを買っているのは、依然として個人投資家が中心です。
彼らは「価格が高い」と感じれば躊躇なく売ります。
そして一度売りが始まれば、買い支える機関投資家はいません。
だからこそ、ビットコインが20%調整する時、アルトコインは50%以上下落するんです。ここに大きなヒントがあるのです。
③ 規制リスクの不確実性
- トランプ政権が交代すれば政策も変わる可能性
- SECやFRBの規制強化リスク
- 世界的な課税強化の動き
トランプ政権の「暗号資産フレンドリー」な姿勢は、確かに市場にとってポジティブです。
しかし、これは政権が続く限りという条件付きです。
政治は変わります。政策も変わります。
もし次の政権が規制強化派になったら?
市場は冷え込み、価格は下落するでしょう。
ただし、ここで重要なのは「規制強化 ≠ 禁止」だということです。
2021-2024年のバイデン政権時代、SECは確かに厳しい姿勢を取りました。
でも、ビットコインは禁止されませんでした。むしろ、ETFが承認されました。
なぜか?
答えは明確です。
「もはや禁止できないほど、ビットコインは社会に浸透したから」です。
年金基金が保有している。
大手金融機関がETFを販売している。
州政府が準備金として保有している。
この状態で、連邦政府が「ビットコインを禁止する」と言えるでしょうか?
言えません。
政治的にも、経済的にも、不可能です。
規制が強化されることはあっても、完全禁止は起きないでしょう。
つまり、規制リスクによる価格下落は、一時的なものに留まる可能性が高いんです。
実際、過去の規制ニュースを見てください。
- 中国の暗号資産禁止(2021年)
→ 一時的に下落、その後回復 - SECによる主要取引所の提訴(2023年)
→ 一時的に下落、その後回復 - ETF却下(過去複数回)
→ 一時的に下落、承認後に急騰
市場は、規制リスクに対して「慣れ」つつあります。
もちろん、新たな規制が発表されれば、短期的には価格は下落します。
でも、それが80%の暴落につながるでしょうか?
可能性は低いです。
なぜなら、機関投資家は「規制強化 = 市場の成熟化」と捉えるからです。
むしろ、明確なルールができることで、安心して投資できる環境が整います。
④ マクロ経済環境の悪化
- 世界的な景気後退
- 金利高止まり(資金流入の鈍化)
- 地政学リスク
ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれますが、実際の市場動向を見ると、「リスク資産」として扱われています。
つまり、景気が良い時は上昇し、景気が悪い時は下落します。
2025年現在、世界経済は複数の重大なリスクに直面しています。
FRBは2024年から利下げを開始しましたが、インフレが再燃すれば、再び利上げに転じる可能性があります。
金利が上昇すれば、「リスクフリー」の国債利回りが上がり、わざわざリスクを取ってビットコインに投資する理由が減少します。
実際、2022年の暴落は、FRBの急激な利上げが主因でした。
歴史は繰り返す可能性があります。
また、2025年後半から2026年にかけて、世界経済が景気後退に入る可能性を指摘するエコノミストが増えています。
理由は、過去数年間の過度な財政支出と金融緩和の反動です。
景気後退になれば、企業業績は悪化し、株式市場は下落します。
そして先ほど述べた通り、ビットコインと株式市場は高い相関関係にあります。
S&P500が20%下落すれば、ビットコインも同様に、あるいはそれ以上に下落する可能性が高い。
地政学リスクも潜んでいます。ウクライナ戦争、中東情勢、米中対立、台湾問題……
世界は複数の「火薬庫」を抱えています。
もし大規模な軍事衝突が発生すれば、市場はリスクオフモードに突入します。
その時、投資家が選ぶ安全資産は何か?
歴史的には「米ドル」「米国債」「金(ゴールド)」です。
ビットコインではありません。
実際、2022年のウクライナ侵攻時、ビットコインは「安全資産」として機能しませんでした。
むしろ、株式市場と連動して下落しました。
地政学リスクが高まれば、ビットコインは「リスク資産」として売られる可能性が高いんです。
ヒロの見解と予測シナリオ
予測シナリオ
シナリオA:「緩やかな調整」(確率50%)
- 2025年後半〜2026年にかけて20〜35%程度の調整
- 過去のような80%超の暴落は起きない
- 機関投資家が買い支えるため、底値が高い
- アルトコインは40%〜90%下落
→アルトコインは振り幅がより大きくなる傾向
→ETH、XRP、SOLなどメジャーアルトは40%でも、マイナーアルトはゴミのように叩き売られる
なぜこのシナリオが最も可能性が高いのか
これは、支持材料と懸念材料のバランスが取れた「中間シナリオ」です。
機関投資家の参入により、市場は確実に安定化しています。
でも、それでも「調整ゼロ」はあり得ません。
なぜなら、どんな資産でも、上昇を続ければ過熱し、調整が必要になるからです。
株式市場を見てください。
S&P500でさえ、年に数回は10〜15%の調整を経験します。
ビットコインも同じです。違いは、調整の深さと期間です。
過去のパターン(機関投資家不在時)
- 調整幅:70〜80%
- 期間:1〜3年
- 回復:遅い、不確実
新しいパターン(機関投資家参入後)
- 調整幅:20〜35%
- 期間:3〜6ヶ月
- 回復:速い、確実性が高い
このシナリオでは、価格が下がるほど、機関投資家が「バーゲンセール」として買いに入る構造が機能します。
例えば、ビットコインが1,600万円から1,100万円(約30%下落)に下がったとします。
その瞬間、年金基金やETFへの資金流入が加速します。
「待ってました!」とばかりに、待機していた資金が市場に入ります。
これが自然な買い支えとなり、下落は止まります。
そして、3〜6ヶ月かけて、再び上昇トレンドに戻る。
これが「健全な市場サイクル」です。
過去のような「暴落 → 絶望 → 冬の時代」ではなく、「調整 → 押し目買い → 再上昇」という成熟した市場のパターンです。
このシナリオが実現する条件は、マクロ環境が極端に悪化しないことです。
- FRBが急激な利上げをしない
- 世界的な金融危機が起きない
- 地政学リスクが制御可能な範囲に留まる
これらが維持されれば、シナリオAが最も現実的です。
シナリオB:「短期急落→即座に回復」(確率30%)
- 何らかのショック(規制・ハッキング・マクロ経済)で一時的に40〜50%下落
- 機関投資家が「バーゲンセール」として即座に買い戻す
- 数ヶ月で回復
- アルトコインは70%〜90%下落
→アルトコインは振り幅がより大きくなる傾向
→ETH、XRP、SOLなどメジャーアルトは70%でも、マイナーアルトはゴミのように叩き売られる
このシナリオが発生する条件
このシナリオは、突発的な外部ショックによって引き起こされます。
過去の例を見てみましょう。
- 2020年3月: コロナショックでビットコインが50%暴落 → 3ヶ月で回復
- 2021年5月: 中国の暗号資産禁止でビットコインが55%下落 → 半年で回復
- 2022年11月: FTX破綻でビットコインが25%下落 → 数ヶ月で回復
パターンが見えますか?
「ショック発生 → 急落 → 底打ち → 急回復」
これは「Vシェイプ回復」と呼ばれるパターンです。
なぜこのパターンが生まれるのか?
答えは、「ファンダメンタルズは変わっていない」からです。
例えば、大手取引所のハッキングが起きたとします。市場はパニックになり、価格は急落します。
でも、冷静に考えてください。
ビットコイン自体に問題があるわけではありません。
取引所のセキュリティの問題です。
だから、パニックが収まれば、価格は元に戻ります。
むしろ、急落は「絶好の買い場」になります。機関投資家は、このチャンスを逃しません。
これは投資家にとって、最高の投資機会です。
だから、彼らは即座に買いに入ります。特に、ETFへの資金流入が加速します。
個人投資家が「怖い、売ろう」と思っている時、機関投資家は「チャンス、買おう」と考えているんです。
この逆張りの力が、急速な回復を生み出します。
2024年以降、このシナリオの確率が上がっている理由
機関投資家の参入により、市場には「冷静な資金」が増えています。
彼らは感情で動きません。
データと分析に基づいて、合理的に判断します。
だから、非合理的な下落が起きると、即座に買いに入るんです。
これが、Vシェイプ回復を生み出します。
実際、2024年以降のビットコインの調整を見てください。
どの調整も、回復が速くなっています。
これは、機関投資家の「押し目買い」が機能している証拠です。
シナリオC:「従来型の暴落」(確率20%)
- マクロ経済の崩壊(世界的景気後退、戦争など)
- ビットコインも50〜60%下落
- ただし、2026年以降に再度上昇
- アルトコインは80%超下落
→BTCのみが生き残りアルトは全滅(残ってもETH)
このシナリオが現実化する条件
このシナリオは、システミック・リスクが顕在化した場合に発生します。
※システミック・リスク:金融システム全体に波及し、機能不全に陥るリスク
具体的には
- 世界的な金融危機: リーマンショック級の銀行破綻、金融システムの崩壊
- 地政学的危機: 米中戦争、核兵器使用、世界大戦
- 経済崩壊: ハイパーインフレ、世界的な大恐慌
- 暗号資産市場の構造的問題: 主要ステーブルコインの崩壊、複数の大手取引所の破綻
これらは「低確率・高インパクト」のリスクです。
起きる可能性は低いが、起きたら市場全体が崩壊します。
このレベルのショックが来れば、機関投資家も買い支えできません。
なぜなら、彼ら自身が生き残りに必死だからです。
リーマンショック時、どの金融機関も「他の資産を買う余裕」などありませんでした。
自社の生き残りが最優先でした。
同じことが起きれば、ビットコインも売られます。
「リスク資産は全て売却」という指示が、全世界の機関投資家に出されます。
その結果、ビットコインは50〜60%下落します。
ただし、重要なのは「80%以上は下落しない」ということです。
なぜか?
国家レベルの保有者が売却しないからです。米国政府は、約20万BTCを保有しています。
各州政府も、準備金として保有を始めています。
彼らは、危機時でも「売却できない」んです。
政治的リスクが大きすぎるからです。
「国民の税金で買ったビットコインを、暴落時に損切りしました」
こんなことを発表したら、政権は吹き飛びます。
だから、彼らは保有し続けます。
この「強制ホールド」が、下落を50〜60%に抑える要因になります。
なぜ確率が20%と低いのか
システミック・リスクは、確かに存在します。でも、常に存在しているリスクです。
2008年のリーマンショック以降、世界の金融当局は危機対応力を高めています。
- 中央銀行の緊急融資制度
- 国際的な金融規制の強化
- 早期警戒システムの導入
これらにより、「リーマンショック級の危機」は起きにくくなっています。
地政学リスクも同様です。
米中対立は激しいですが、全面戦争は双方にとって自殺行為です。
核保有国同士の戦争は、人類の終わりを意味します。
だから、ギリギリのラインで踏みとどまる可能性が高い。
つまり、シナリオCは「最悪のシナリオ」ではあるが、可能性は低いんです。
ただし、ゼロではないことは覚えておきましょう。
絶対はありません。
まとめ:市場構造の歴史的転換点に立つ今
この記事で見てきた通り、2024年は暗号資産市場にとって歴史的な転換点でした。
- 現物ETFの承認
- 年金基金の参入
- 米国政府による戦略的準備金構想
- 機関投資家による387億ドル(約5.9兆円)の資金流入
ビットコインは、もはや「個人投資家の投機対象」ではありません。
- 国家が保有する戦略的資産
- 年金基金が組み入れる正式な投資対象
- 機関投資家がポートフォリオに加える資産クラス
この構造変化により、過去のような80%超の大暴落は起きにくくなりました。
でも、それは「ビットコインだけの話」です。
アルトコイン市場は、何も変わっていない
- 機関投資家が買うのは、ビットコインだけ
- 機関投資家がETFで購入するのも、ビットコインだけ
※LTCC、BSOLなどには流れない。 - 国家が準備金として保有するのも、ビットコインだけ
アルトコイン市場は、今も昔も「個人投資家の戦場」のまま。
そして、個人投資家だけの市場には、一つの法則があります。
「必ず叩き落とされる」
どんなに期待されていても。
どんなに一時的に上昇しても。
どれだけ”次の大物”と騒がれても。
最終的には、99%下落します。
むしろ、ビットコインが安定すればするほど、アルトコインだけが取り残され、叩き落とされます。
今、暗号資産市場では二つの世界が同時進行しています。
① ビットコインの世界
- 機関投資家の参入で安定化
- 調整はあっても、回復も速い
- 国家レベルの買い支えで底値が高い
② アルトコインの世界
- 個人投資家のみで脆弱
- 一度下がれば、底なしに落ちる
- 回復には何年もかかる、または永遠に回復しない
この二極化こそが、史上最大のトレードチャンスなんです。
なぜなら、「必ず落ちる」とわかっている市場ほど、勝ちやすいものはないからです。


⚠️頑張って上がっても叩き落とされる・・・
- 上昇の勢いが止まったとき
- 出来高が減少し始めたとき
- ファンディングレートが異常に高くなったとき
その瞬間が、ショートを入れるチャンスになります。
すると、面白いように価格が落ちていきます。
なぜなら、アルトコインは上がるより下がる方が速いから。
上昇には時間がかかりますが、下落は一瞬です。
この記事を読んだあなたは、もう知っています。
- ビットコイン市場がどう変わったのか。
- アルトコイン市場が今後どうなるのか。
ただ、頭では理解できても、実際にトレードするのは別の話です。
- いつショートを入れればいいのか?
- どの銘柄を狙えばいいのか?
- 損切りと利確のタイミングは?
- リスク管理はどうすればいいのか?
- 資金はどう配分すればいいのか?
これらの「具体的な方法」を知らなければ、勝てません。
知識だけでは、意味がないんです。
次回予告:実践編アルトコイントレード
明日、あなたにお送りする内容は
「アルトコイン先物で、1ヶ月で運用資金を5倍にした方法」
を公開します。
実際のトレード結果も次回シェアします。
理論ではありません。希望的観測でもありません。
- 結果的に売られるアルトコイン
- エントリーの「3つの条件」
- 損切りラインで決まる取れるリスクの上限
- 利確タイミングの見極め方
2026年からの冬の時代、ここでしか得られない優位性を味方につけて、アルトコインで利益を上げたい方は、ぜひご覧ください。
配信希望者にのみ配信しますので、下記ボタンをタップ後、LINEに送られるメッセージご確認ください。