スワップ運用のシミュレーションについて解説します。
利用するのはSBI FXトレードのシミュレーターです。
※シミュレーターをクリックすると下記ページが開きます

使うのは・・・
- 積立外貨シミュレーション
- スワップポイントシミュレーション
の2つです。
① 積立外貨シミュレーション
まずは積立外貨シミュレーションで、
- 毎月いくらの積立で
- 将来どれくらいの資産構築になるか
を計算します。

②の「通貨ペア」にご希望の通貨ペアを選択すると、自動的計算された「想定リターン(年利)」が④に反映されます。
図のトルコリラ/円のケースで見ると、毎月1万円の積立を行った結果、10年後に約1,700万円の資産構築になることがわかります。
この利回りのベースになっているもの
トルコリラを含め、メキシコペソや南アフリカランドなど、他の運用では考えられない高い利回りになっていますが、これには明確な根拠があります。
それは政策金利です。誤解のないようにお伝えしておくと、政策金利がそのまま当てはめられるわけではありませんが、ベースになっていると捉えてください。

こちらを確認すると、日本の金利は1%と低く、メキシコ6.50%、南アフリカ7.00%、トルコは37%と高金利であることがわかります。
そして2国間の金利差がスワップポイントになるので、これらの高金利通貨と日本の間には、大きな金利差が発生するわけです。
スワップポイントを求める計算式
スワップポイント(円)= 保有数量 × 通貨間の金利差(%)÷ 365 × 円評価レート
以下の条件で計算してみます。
- 保有数量:5,000通貨(0.5ロット)
- 通貨感の金利差:今回は政策金利で計算します
トルコ:37% 日本:1%
※本来は政策金利をそのまま当てはめて計算しません - 円評価レート:1リラ/3.3円
これで計算すると、
5,000通貨 × 0.36 ÷ 365日 × 3.3円 = 16.7
→ 1日16.7円のスワップという計算になります。
松井証券のスワップカレンダーでは、5,000通貨のスワップは約12円です。政策金利をそのまま使って計算しているのでズレはありますが、近しい数字にはなっていますね。
② 10年後の保有ロットを計算
次に通貨計算機を使用して、10年後に1700万円の資産になっているときに、どれくらいのロットを保有しているか計算します。

1,700万円の資産を保有しているとき、約921ロットを保有していることがわかります。
③ 1日のスワップと1ヶ月のスワップは?
最後にスワップポイントシミュレーションで1日のスワップと1ヶ月のスワップを計算します。

① リストの編集をクリック
② 必要項目を入力する
- 通貨ペアを入力
- 3箇所の項目を入力
- 数量を入力
※数量について:通貨計算機で表示される単位は「ロット」ですが、ここで入力する単位は「通貨」です。1ロット=10,000通貨になるので、通貨計算機に表示の921ロットは、9,210,000通貨となります。
③ シミュレーションするをクリック
計算結果
トルコリラに毎月1万円の積立投資を10年間続けた結果、
- 1日:21,183円
- 1ヶ月:635,490円
の不労収入を構築できる可能性があることがわかります。
まとめ
シミュレーションの解説は以上になります。
メキシコペソ、南アフリカランドでのスワップポイントをシミュレーションしたい場合は、各項目もそれぞれ置き換えて計算してみてください。
また、これは現在の金利で計算したシミュレーションであり、将来を約束するものではありません。
高く見積もららず、低く見積もって計算するようにしてください。